おしまい日記

日常の終わりとはじまり

8/8-8/14

8月8日(月)

 

出勤1日目。朝食、わかめと豆腐の味噌汁・目玉焼き+ベーコン・茶碗一杯の白米。

絶対に遅刻したくなかったので、7時に家を出る(始業9時)

しかし9時前になっても、会社が入っている建物のエレベーターの階数のボタンが押せない。

「あれ?」となっていたら、乗り合わせた他の階の会社の人が「まだ人が着ていないんだと思いますよ」と助言してくれる。人が来ないと押せない仕組みらしい。なるほど。と思い、そのままエレベーターの前で待つ。しかし、ついに9時になっても会社の人が来ない。「あれ?」パート2。メールには「8/8の9時から」と書いてあるしなあと不安になる。『え?夜逃げしたんか?』と何度か思ったところでやっと面接してくれた社長の奥様登場。

「すいませんね。私いつも遅いんですよ」

この会社っつうか事務所は社長、奥さん、他2人の先生という少人数でやっている。そこに自分が雇われた感じ。前の人は、去年の12月に辞めてしまい、そのまま人手不足の状態だったらしい。

そんな感じだから、会社!会社!しておらず、なんていうんやろ?フレックス的なノリなのだと思う。奥さんの後に事務所に来た社長ともう一人の先生も10時過ぎごろに来た。(あと1人は基本的に自宅勤務だと言う)

そして月曜ということもあり、忙しかったのか、自分への仕事の指示もままならない状態。

率先したとて、何も分からずで出来ることはない。とりあえず、奥さんの指示があるまでファイリングされている、よくわからん資料を見たりして待機。午前中にやったのは、ファイリングと資料作成(ミスりまくり⭐︎)(お前こんなこともできんのかいみたいな顔されてクビかな?って思ったよね⭐︎)

お昼休憩。自分は、仕事の際は昼食をあんまり食べない。午後に眠くなるのが耐えられないのだ。でも本当に何も持って来ていなかったから、さすがに何かを買いに行こうかとも思ったけど、まあいいやと思い、疲れていたのでデスクに突っ伏して寝る。

25分ほど寝て起きたら、奥さんがカットスイカを差し入れしてくれた。

「お昼食べましたか?」

食べてないのバレてた。

「少し食べました」と嘘を付いて、お昼ご飯はカットスイカになる。お気遣いありがとうございます。

午後の仕事の最中、必要資料を専用機械でカラーでスキャンすることに。しかし、奥さんが忙しすぎて、自分に使い方の説明もできない。

そこで奥さんの旦那さん、つまりは社長が駆り出される。

社長が直々に教えてくれた。

社長「ここのね、この駄菓子の絵の部分。ここが大事だからねえ、(どんな資料やねんとお思いになることでしょう)この部分を切り取ってスキャンするようにしてねえ〜。あれ?○○ちゃん。(奥さんの呼び名)このページはスキャン要るんだっけ〜?」

社長。なんかゆるい。奥さんがシャキシャキしているからこんな感じなんかな。

でも奥さん、基本的には、社長である旦那を立てていて、「いえ、これはこうです」みたいな感じであんまり口調も強くしていないし、ゆるく見せながらもホンマはバチバチの方なのかもしれん。

いや、でも一番バチバチなんは、自宅勤務の先生はなず。メールの文面とかを見たり、社内の様子からして、この人を中心に動いとる感じする。事務所には来ないけど、先生宛の荷物置き場みたいなのがあるから、そのうちにこれを取りに来たとき、自分と対面することになるのかな。。午後もあんまり何も出来ずに退勤時間へ。

奥さんに「では、社長と先生に出したコーヒーカップを洗い、ポットのお湯を捨ててください。そしたら帰って大丈夫です」と言われ、それらを済まして「お先に失礼します。お疲れ様です」と言ったら、社長から「うん、お疲れ様です〜⭐︎」って感じで返事があった。

1ヶ月分の交通費も今日に事前にもらったので、初日にクビになることはなかったデッシュ

 

8月9日(火)

 

2日目。前日に奥さんからキーをもらったので、今日は無事に入れる。で、電気、プリンターの電源入れる、エアコンつける、部屋の奥の窓二つを開けて換気、ポットで湯を沸かす、仕事で使う資料のプリント…と事前に頼まれていたことを順にこなし、デスクを拭いたりして(昨日から汚かった)奥さんがやってくるのを待つ。9時20分に奥さんやってくる。

てかさ、奥さんさ、雇われたばっかりの自分にキー渡しちゃってるけどさ、事務所の中を荒らして自分が金品を奪ったりすることとか考えんのかな?とちょっと心配になる。いやそんなことせんけど、なんていうんかな?面接の時も自分にあんまり質問せず、採用通知も早かったし、なんかあんまり人を疑わないタイプなのかもなあって印象。

ワイがええ奴でよかったやん。

仕事内容はね、ずっとわけわからん。何しとるんかマジでわからん。台湾ドルってなにい〜????前の事務の人のファイルとか残っとるんやけど、色々と細かく明記してあって、前の人は賢かったんやろうなあって感じ。悪いけどワイ、賢くはないで。そこは堪忍な。

昨日のカットスイカに続き、本日はシュークリーム1個をくれた。お気遣いいただきありがとうございます。明日もきっとわけわからんやろうけど頑張る。

帰り際「お先に失礼します」って言うたら、また社長の「うん、お疲れ様〜〜⭐︎」って挨拶もらった。クセになりそうな挨拶やわ。

 

8月10日(水)

 

今日は社長が体調不良で休みだった。もう一人の先生も夏季休暇やから、本日は事務所に奥様と自分の二人だけ。午後に仕事の指示を受けている最中に、グウウウウ…と自分の腹の音がなる。

自分「すみません」

奥さん「いえ、いいんですよ。あの。いつもお昼ご飯あんまり食べてないんじゃないんですか?」

バレてた。今日はなんか調子悪くてバナナ1本が限界だったので。。(いつもはバナナ1本とヨーグルト食べる。どのみちヨーグルトを抜いただけ。そして他の人にこの昼食の内容言うと、大抵ひかれるか心配される)休日のお昼はしっかり食べていますよ!!

なんかやっぱり、自分はあんまり他人に興味ない人との相性が良い。奥さんそんな感じ。

普通は社内で二人きりで仕事なんて、他の人からすると「ええ・・・??大丈夫?沈黙キツくない?」って感じだろうけど、別になんともない。お互い自分のすべきことに没頭するだけ。明日は祝日で休みじゃ〜〜。

今日は社長の「お疲れ様〜〜⭐︎」聞けなくてちょっと淋しかった。朝・15時とコーヒー出さんくて良いから楽やったけど。

 

8月11日(木)

 

木曜日の休みってさ、次の日1日行って休みやから嬉しいよな。週休3日制が採用されたら、木曜が休みになって欲しい。そしたら、もうちょいみんなの精神安定する気せん?

それはさておき、本日は、自分が地元で休暇中に書き上げた小説を賞に応募するため、応募規定に合わせたページ数に収める作業をしておりました。文字を削るって、すっごい神経使う。何とか収まったけど、帰ってきたらぐったり。最近全く食べたいと思わなかったアイスクリームをがっつり食べちゃった。ローソンで買ったピスタチオ味のやつ!美味しかった。

この小説、1月くらいに「内容重すぎて書くの諦めた」って言っていた小説。なんか地元で休んどる間は安定しとったから完成できた。地元の力は偉大。

どこにも応募も公開もせんつもりやったけど、審査員の金原ひとみさんの「なんでもいいよ。小説書いたら送ってみて」というコメントに感動してしまい、送ってみることにした。かっこよすぎん?東京におる、ずっと仲良い友人にこの小説の内容を話したら、「○○さ、なんか辛いことでもあったの?」って言われたくらいに内容荒んでる小説。あははは。

 

8月12日(金)

 

今日も社長不在。ワクチン4回目らしい。

奥さん「もう打ち終わりましたか?」自分「いえ、まだ2回しか。。」奥さん「私もです」

よって、今日も奥さんと自分の2人in会社。

帰り際、奥さん「1週間お疲れ様でした」とにっこり。自分も「ありがとうございます」とにっこり笑って返す。うーん?とりあえずここで働いて大丈夫なのかなあ・・・?まだわかんないけど。

そして今日はねえ!!前の会社で仲良くしていた人たちとのご飯会!

人形町で肉寿司食べてきた〜。

「〇〇ちゃん、結局どこに就職したの?」

業界・業種を話したら、お2人とも「へええ〜〜〜」って感じだった笑

最後に、「はい、就職祝い」ってプレゼントもらった。

ディオールの口紅!!嬉しい!!!ありがとうございます!!!!!!

人からデパコス貰ったのなんていつぶり????色もとっても可愛い!

いやはや、こんな自分を気遣い、祝ってくれるなんて。。

本当にこの付き合いは大事にしたい、、、と思った1日であった。

 

8月13日(土)

 

大雨。掃除しなきゃなあって思いつつも、初出勤ウィークの疲れが溜まっていて、全然ベッドから動けなかった。頑張って起きて、17時から掃除した。3日前くらいから緊張とかでストレス溜まっていたのか、お腹の調子が良くなくて、それも相まって動けなかったのかも。

早く元気になあれ〜

 

8月14日(日)

 

今日も調子が万全じゃなかった。お母さん側のおじいちゃんのお墓参り行く予定だったけど、お母さんも急性胃炎?とかで体調崩したらしく、またの機会に。お盆過ぎちゃうけど仕方がない。親子して調子悪いとは。ということは、お兄ちゃまも?まあ、あやつは大丈夫やろ。てかあいつ、この間にカーテンあげて、「つけてみた?」ってラインしたのに既読無視。何やねんあいつ!プンスカや。

明日からまたお仕事やん。頑張るしか。8月嫌い。そもそも夏嫌い。

秋が一番大好きやから、早く9月、10月にならないかなあ。