おしまい日記

日常の終わりとはじまり

12日目

午前中はW実習。後部座席に合宿生乗せるやつ。

ギャルちゃんと一緒やった。

後攻やったんだけど、恐れていた事態発生。私、右折死ぬほど嫌いなんだけど、案の定右折の際に矢印信号見落として、めちゃくちゃ叱られる。

その後も駐車の時にハザードのタイミング違ったらしくて叱られる。(今までこの手順で何も言われなかったからこれがあってるのかと思ってた。頼むから教習所内で統一してくれ)

W実習が終わった後はお昼時間。ギャルちゃんが落ち込んでる私を気遣って、いつも一緒にいる子がいるのに、「3人で食べよー。」とお昼一緒に誘ってくれる。

「てかあの人言い方きついよね〜」ってめっちゃ慰めてくれる。

でもその教官、ギャルちゃんの教習生手帳に、ラーメンの落書きがあったんやけど、それをW実習中に発見した際に落書きが上手すぎて、私の運転途中に「私食べ物の上手なイラスト見ると嬉しくなっちゃうの〜♪」とか言って、まさかの私へのお怒りモードからDA PUMPくらいゴキゲンになったんやけど、つまりは、運転中も運転後もギャルちゃんに救われたという。

終わってからその落書きを見せてもらったんだけど、確かにめちゃくちゃ上手かった。思ってた以上に上手かった。ギャルちゃんほんとにすごい。ほんで子供二人おるらしい。

色々とびっくりや。

でも今日の一番最後の授業でまた問題発生。

始まる前に、「これで実質路上に出るのが最後になります」と忠告あり。

『私色々できてないのにこれで最後ってどうしよう』って思っちゃって、運転中に教官が、もっとこうしたらいいっていうのをわかりやすく教えてくれたのに上手くできず。『もう路上ないのにこれじゃ無理だ』ってパニックになっちゃって、私がそうなったのを見て、教官がまたアドバイスをくれるんやけど、私がもののけ姫も腰抜かすくらいに張り詰めすぎて、運転中に泣き出してしまうという始末に。教官、めっちゃオロオロしてる。

「速度落として色々とやってみよう。速度落とせばね、出来てるから」

「真面目すぎて自分を追い込んじゃって自暴自棄になっちゃってるから。余裕持って」

「俺が泣かしてるみたいだから、、、まあ、泣かしたんだけど」

ほんまにすいません。むしろいい人だから泣いてしまったという面もでかい。

結局授業終わった後も涙が止まらず、宿舎もどったらギャルちゃんがたまたまいて、多分目が真っ赤になってたから泣いてたのバレた。

その後に食堂でも遭遇したんだけど、ちょっと心配そうな声と顔で「お疲れ〜」って言われて、ほんまに良い子やなってなった。

ギャルちゃんと教官に感謝の1日。

そしてあと1日しかない。もうどうにでもなれ(結局自暴自棄)なるようにしかならんのやから。