おしまい日記

日常の終わりとはじまり

金曜日のスカラ

さいきん、「come again」聴きすぎてる。

スカラには、君を探しに行くんじゃなくて、忘れに踊りに行くんやって。

 

~街壁感想~

 

・きみ、直子系女子

 

・藤棚ロマンティックやなって思ったけど、実際に町の公園にあるもんなのか?って思って歩いてたら、この前あった

 

・前も、1Q84を読んでたときに、「高速道路に非常階段なんてある?」って思っていたら、六本木にあったことを思い出した

 

・ああ、子易

 

・でも子易さんの運命が残酷すぎた。子易さんは奥さんのこと徹底的に愛していたけれど、奥さん側はどうやら違ったみたいで、なんとも切なかった

 

・ぼくときみとの思い出は未成年時代の未熟なもの。それをずっと心に留めていることについてどう思うか、主人公が子易さんに尋ねたときの子易さんの回答が逸脱すぎた

 

・実際の経験が未発達で未熟なものであったかはさして重要でない。「心を焼き切る」ほどに相手を想ったかって回答

 

・「心を焼き切る」なんて表現は、簡単なワードの組み合わせだけれども、ひょいっと出るものでない。突き抜けていて、やっぱり村上さんすごいなってなった

 

・もう村上さんの新しい長編を読むことはできないのかもしれない

 

・わたしはファンになったのが遅かったけれど、それでも、同じ時代を共にし、新刊を待ち遠しくし、発売日に本屋で手に取るという経験が出来て本当に良かった